2010-04-28 第174回国会 衆議院 内閣委員会公聴会 第1号
○稲継公述人 御質問、ありがとうございます。 私も、いろいろな省庁の方と名刺交換をするたびに、どのクラスかわからなくて困っている人間の一人でございます。 イギリスの場合ですと、もう既に、例えばプリンシパルですとG5とか、肩書と同時にグレードをちゃんと横に刷っておられますので、はっきりわかります。日本の場合もそういう名刺にされてはどうかなと思うのが一点。 それから、非常に多くの肩書をつくってしまっていることについて
○稲継公述人 御質問、ありがとうございます。 私も、いろいろな省庁の方と名刺交換をするたびに、どのクラスかわからなくて困っている人間の一人でございます。 イギリスの場合ですと、もう既に、例えばプリンシパルですとG5とか、肩書と同時にグレードをちゃんと横に刷っておられますので、はっきりわかります。日本の場合もそういう名刺にされてはどうかなと思うのが一点。 それから、非常に多くの肩書をつくってしまっていることについて
○稲継公述人 御質問、どうもありがとうございます。 今の御指摘、大変重要な点かと思います。 今から十数年前の橋本内閣での行政改革会議のときにも、各省からスパイが送り込まれて、自分のところの省庁はできるだけ生き残りたい、そういう競争をしたわけでございます。それと同じようなことが今回絶対起きてはいけないわけで、そのための工夫をいろいろしなければなりません。 そのためには、やはり内閣人事局長が、政治
○稲継公述人 本日は、お招きいただきましてどうもありがとうございます。早稲田大学の公共経営研究科で行政学を専攻しております稲継と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 大学では、公共経営論や人事行政について研究いたしておりますが、また、行政改革推進本部の専門調査会やあるいは労使関係制度等検討委員会、さらには人事院の公務員の高齢期の雇用問題に関する研究会などに参加させていただきました。そういった
○参考人(稲継裕昭君) 非常に難しい御質問でございます。これは人材育成の効率と、それから働く人たちのモチベーションのトレードオフをどのように解決するかという問題だと思います。 中央省庁の場合は、これはどこの国でもそうですが、キャリアシステムを取っております。地方自治体の場合には、一般的に、今はまあほとんど県庁でも政令市でもそうですが、大卒で採用して、同じように採用して選考で選ぶ、若しくは昇任試験、
○参考人(稲継裕昭君) どうも御質問ありがとうございました。 非常に重要な御指摘を幾つかちょうだいいたしました。 一つは、例えばバスの運転手さんの給料が非常に高い、地元の民間企業のバス会社に比べて市バスの運転手さんの給料が非常に高いと、これが地元の批判を招いているという、そういった例が全国でたくさん出ております。あるいは、ごみの収集の話ございましたけれども、これは一〇〇%直営でごみを収集している
○参考人(稲継裕昭君) おはようございます。大阪市立大学の稲継でございます。どうぞよろしくお願いいたします。掛けさせていただきます。 私の方からは、総人件費改革等に的を絞ってお話をさせていただきたいと存じます。お手元に五枚物のレジュメが配付されておると思います。これに基づいてお話をさせていただきます。 行政に対して国民が何を求めているか考えてみますと、一見矛盾した声があるように思います。総人件費